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墓石選びは石材店選びが重要です

お墓を建てようと考えたとき、どうやって販売店を選んだら良いのでしょう。
私は幸い、いとこの旦那さんが130年の歴史を持つ石材店の4代目社長だったので、遠慮なくいろいろなことを聞いて、納得の行く墓石を購入して建ててもらえましたが、知らないと困ることが多いと感じました。
まず、葬儀が終わってから、自宅を訪問してくる営業マンですが、だいたいが早い者勝ちのようなところがあり、一番最初に行った営業マンが交渉の権利を得るというような暗黙のルールがあるようです。
でも、果たしてどんな石材店から来た営業マンなのか、名刺と持参したカタログからは真実はわかりません。
面倒ではありますが、必ずそのお店に行ってみることが大切です。
というのは、石材店といっても、工場もなく職人もいない、営業専門というところが増えていて、実際石を加工してみたことがない、石をよく知らない人が営業している場合も少なくありません。
ではいったいどうやって墓石を建ててくれるのかというと、海外の原石の産地では、日雇いで働く労働者が毎日石を加工して日本に出荷しているそうです。
ただ、1つ終わらせるといくらという感じで、数をこなせば賃金も上がるというしくみだそうで、たとえば石を加工していてひび割れをみつけたとしても、それを報告することは珍しく、大抵がそのまま製品として出荷されて日本に到着します。
ここで、たとえば職人がいる工場で日本の基準で再チェックをしたり、最終仕上げのひと手間をかけていたら、職人は石を叩いた音でひび割れを見つけ、返品するそうです。
しかし、工場がなく届いたそのままの石を、これまた外注の取付専門業者に委託すると、不良品を見抜けないどころか、外注業者も1件建てるごとにいくらという契約をしていますので、1日に何件もこなせるほうが売り上げがあがるため、急ピッチで建立して行きます。
こうしてコストを下げているから値段も驚くほど値引きしてくれるというわけです。
出来上がっても見た目にはわかりません。
いいお墓ができたと感謝してお金をお支払いします。
しかし数年をかけてひび割れたところに水がしみ込んでいき、それが冬の寒い時期に凍ってひび割れを徐々に広げていきます。
そしてある時、パカッと割れてしまうのです。
たとえば10年の保証がついていても11年目にそれが起こったら、新しい石を購入しなければなりません。
本当の原因は、最初から入っていたひび割れだとしても、これは劣化によるものですと言われたらそれまでなのです。
失敗しない墓石選びは職人がいて工場のある石材店をおすすめします。

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